学名:Turdus pallidus
英名:Pale Thrush
分類:鳥綱 スズメ目 ヒタキ科
サイズ:体長25㎝程度
分布:本州、四国、九州(冬鳥)
レッドリスト(絶滅危惧種)
・広島県要注意・保護上重要な種
概要、特徴、生き方など
冬に植え込みや樹木が多い公園などで見られる、背面は褐色で腹側が白い(真っ白というより若干褐色がかっています)、ツグミの仲間です。
木陰などで、カサカサ、カサカサ、と、枯れ葉の下などにいる虫や木の実などを探して食べる姿をよく見かけます。
自然界での役割(サイト管理者の私見です)
虫やミミズなどの小動物を食べる行為は、それらの生き物が増えすぎないように制御する役割があると考えられます。また、木の実などを食べていることから、種子散布の役割を担っていることが考えられます。また、植物質の栄養を動物質の栄養に変換する働きも担っていることが考えられます。
*種子散布・・・鳥などが木の実を食べた場所から離れて糞をすることで、未消化の木の実から芽が出るが、食べて排泄するという行為を経由して、木の実(種子)をばら撒いている(散布)ことになる。これによって、その木の実の生産者である植物種の分布域が拡大する。
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