学名:Oecanthus longicauda
英名:-
分類:昆虫綱 バッタ目(直翅目)コオロギ科
サイズ:2cm前後(成虫)
鳴き声:リリリリリリリリリ‥‥
時期:夏~秋
分布:北海道、本州、四国、九州
レッドリスト(絶滅危惧種):指定なし
概要、特徴、生き方など
体調2㎝程度の(大きく分ければ)緑色のコオロギの仲間です。
秋に、リリリリリリリリリリリリリと鳴きます。ギャラリーの写真のように葉っぱに開けた穴から頭部を出し鳴く姿が見られます。
初秋と晩秋では、晩秋の方が少し鳴き声が低いように思われます。気温の違いによって翅の震え方(=周波数)に変化があるのではないかと思います(管理人の仮説です)。
見分け方にも記載していますが、ヒロバネカンタンと非常によく似ていますが、カンタンは腹黒い(性格ではなく実際の色です)ので、カンタンだけに簡単に見分けられます(捕まえて裏側が見られれば…)。
見分け方
似た昆虫との見分け方
カンタンはヒロバネカンタンと非常によく似ていますが、腹部の腹面(裏側)を見ることで区別ができます。
画像のように、腹部の裏側が黒ければカンタン、白(他の部分の体色と同じ黄緑色)であればヒロバネカンタンです。
また、翅の広さを見ると、翅の幅が一番広い部分で、カンタンでは腹部の2倍程度、ヒロバネカンタンでは腹部の2.5倍程度と、少しヒロバネカンタンの方が幅が広いです。体色も、カンタンが黄色みの強い黄緑色、ヒロバネカンタンは緑みの強い黄緑色のように思います。とはいえ、個体差や地域差もあると思いますので、腹部裏面で見分けるのが確実です。
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