ハチ目（膜翅目）の昆虫図鑑

世界最大のスズメバチであるオオスズメバチや攻撃性の高いキイロスズメバチなど、毒針を持ち、刺されると痛いでは済まない危険なハチの仲間です。
アシナガバチもこの仲間に含まれます。

アリは世界に2京匹（1億の2億倍）居るという説もあり、地上で最も反映している分類群の一つと言えます。ハチの仲間だけあって、ヒアリのように、中には毒針を持つ種もいます。また、大きな特徴として、社会性を持ち、それぞれの個体が巣の中で役割を分担して生活しています。

クモを狩り、そのクモに産卵し、卵から孵った幼虫はそのクモを食べて育つという習性を持つハチの仲間です。
腹部先端の毒針で麻酔をしますが、刺されたクモはすぐに動けなくなり、クモバチの産卵場所へと運ばれて行きます…。
旧来「ベッコウバチ科」と呼ばれていました。

蜂蜜を作るいわゆるミツバチを含む仲間です。社会性を持ち巣の中で役割分担が決まっているのは一部の仲間で、単独で生きるものも多くいます。
蜂蜜だけでなく、農作物の花粉媒介や蜜蝋など、私たちの生活の様々な場面で彼らの恩恵を受けています。