昆虫

昆虫綱バッタ目キリギリス科のオナガササキリ（尾長笹螽斯）の図鑑です。メスの産卵管が他のササキリの仲間よりも長く、頭から腹部の先端までと同じくらいあります。まるで腹部の先端から刀が生えているようですね。

昆虫綱バッタ目キリギリス科のホシササキリ（星笹螽斯）の図鑑です。草原で一般的にみられるササキリの仲間です。横から見たときに、翅に網目のような模様があることからこの名前が付いています。メス・オスともに、体の色が緑色の緑色型と、茶色い色の褐色型の2タイプが見られます。

昆虫綱カメムシ目セミ科のヒグラシ（日暮、蜩）の図鑑です。夏の終わりの夕暮れ時にカナカナカナカナと鳴き声が響き、秋の到来を感じさせますが、実際には7月ごろから鳴いています。

昆虫綱カメムシ目セミ科のチッチゼミ（ちっち蝉）の図鑑です。小型のセミで「チッチ」と鳴くので存在感もあまりありません。クマゼミやアブラゼミが広葉樹の汁を吸うのに対して、チッチゼミはマツやスギなどの針葉樹の汁を吸います。

昆虫綱カメムシ目セミ科のアブラゼミ（油蝉）の図鑑です。クマゼミとともに、セミと言えばこの種類と言ってもよいほどよく見かけるセミの仲間です。都会の街路樹はクマゼミに占領されていますが、少し自然の残った公園などではよくみられます。

昆虫綱バッタ目キリギリス科のコバネササキリ（小翅笹螽斯）の図鑑です。多くのキリギリス科の昆虫は背側から見たときに翅で腹が隠れていますが、コバネササキリは、基本的には翅が腹端まで届かず、腹が一部露出しています。翅が小さいため飛翔能力はありません。ただし、長翅型と呼ばれる翅の長い個体が稀に現れ、この型の個体は飛翔能力があります。

昆虫綱ハエ目ツリアブ科のビロウドツリアブ（びろうど吊虻）の図鑑です。成虫は春に花を訪れて蝶のように長い口吻で蜜を吸います。幼虫はヒメハナバチの仲間に寄生し、その肉を食べて成長します。

昆虫綱ハエ目ツリアブ科の昆虫図鑑です。この分類群には、花に訪れて蜜を吸うツリアブの仲間が含まれます。

昆虫綱カメムシ目グンバイウンカ科のミドリグンバイウンカ（緑軍配浮塵子）の図鑑です。全身緑色で、透き通った翅を持つウンカの仲間です。複数個体が集団で植物にくっついていることが多いように思います。

昆虫綱カメムシ目ウンカの仲間の昆虫図鑑です。この分類群には、ウンカと呼ばれる小さな昆虫の仲間が含まれます。