エナガ(柄長)

学名Aegithalos caudatus
英名:Long-tailed Tit
分類鳥綱 スズメ目 エナガ科
サイズ:全長13㎝程度
分布:北海道、本州、四国、九州
レッドリスト(絶滅危惧種)
・準絶滅危惧種:東京都

エナガ成長
エナガ成鳥

概要、特徴、生き方など

 腹面が白く、背面に黒い色の入った小鳥で、長い尾羽が特徴です。

自然界での役割(サイト管理者の私見です)

 エナガは、小さな木の実や小さな昆虫などを餌にしています。
 小さな木の実を食べる点では、種子散布の役割を担っていることが考えられます。また、植物質の栄養を肉食動物が利用可能な動物質の栄養に変換する働きも担っていることが考えられます。
 小さな昆虫などを餌にしている点では、多くいる昆虫などの数を適正に調整する役割を担っていることが考えられます。
*種子散布・・・鳥などが木の実を食べた場所から離れて糞をすることで、未消化の木の実から芽が出るが、食べて排泄するという行為を経由して、木の実(種子)をばら撒いている(散布)ことになる。これによって、その木の実の生産者である植物種の分布域が拡大する。

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