マルカメムシ(丸亀虫)

学名Megacopta punctatissimum
英名:-
分類昆虫綱 カメムシ目(半翅目)マルカメムシ科
サイズ:5mm前後
時期:春~秋
分布:本州、四国、九州、沖縄
レッドリスト(絶滅危惧種):掲載なし

マルカメムシ成虫
マルカメムシ成虫

概要、特徴、生き方など

 マメ科の植物の汁を吸うので、クズの生い茂った場所にはたくさんいます。刺激すると、枝豆の匂いを100倍に濃縮したような悪臭を放ちます。

 冬は成虫で越冬するため、晩秋(11月頃)になると、越冬場所を求めて飛び回るため、クズが近くにあるような場所では、洗濯物に紛れ込んだり、窓の隙間から家の中に侵入したりします。5mm程度という小ささもあり、見逃すことも多く、お風呂上りに何も知らずにマルカメムシが付いたタオルで体を拭こうものなら・・・悪臭テロの悲劇に見舞われますので、お気を付けください。

 身を守るための悪臭攻撃を持っているため、天敵はほとんどいませんが、2014年に日本への侵入が確認され、生息域を広げているムネアカオオクロテントウマルカメムシを捕食します。

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