ユキノシタ(雪の下)

学名Saxifraga stolonifera
英名:Creeping Saxifrage、Strawberry Saxifrage、Creeping Rockfoil、Aaron’s Beard、Mother of Thousands、Roving Sailor、Strawberry Begonia、Strawberry Geranium
分類真正双子葉類 ユキノシタ目 ユキノシタ科
花期:初夏
分布:北海道、本州、四国、九州
レッドリスト(絶滅危惧種):掲載なし

ユキノシタの花
ユキノシタの花

概要、特徴、生き方など

 日陰になって少し湿り気のある場所を好みます。そのため、石垣の隙間などから生えているところをよく見かけます。

 花は小さいですが、下2枚の花弁が大きく目立ち、上3枚の花弁はよく見ると赤紫と黄色の模様があり大変美しいです。

 ユキノシタと聞くと、理科の実験で使った記憶がある方も多いかもしれません。葉の細胞内に赤い色素を含むため、見やすいという理由から、原形質分離(細胞から水分が抜けて縮み、細胞壁から細胞がはがれる現象)の観察によく用いられてきました。

自然界での役割(サイト管理者の私見です)

 植物なので、光エネルギーと空気中の二酸化炭素を材料に植物質の栄養素を作りだす役割を果たしていると考えられます。

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