オオカマキリ(大蟷螂・大螳螂・大鎌切)

学名Tenodera aridifolia
別名:オガミムシ(拝み虫)
英名:Praying mantis(チョウセンカマキリ・ハラビロカマキリと同)
分類昆虫綱 カマキリ目(蟷螂目)カマキリ科
サイズ:8cm前後(成虫)
時期:成虫 夏~秋、幼虫 春~夏
分布:全国
レッドリスト(絶滅危惧種):掲載なし

オオカマキリ成虫
オオカマキリ成虫

概要、特徴、生き方など

 餌となる昆虫などを捕まえるために、一番前の足(前肢)が鎌状になっています。
 

自然界での役割(サイト管理者の私見です)

 昆虫などを餌にしていることから、多くいる昆虫を捕食し、数を適正な数に保つ役割を果たしていることが考えられます。
 また、ハリガネムシに寄生され、水辺で命を落とす個体もいることから、陸域から水系への栄養素の運搬の役割も担っているのではないかと考えられます。
 

見分け方

似た昆虫との見分け方

 オオカマキリチョウセンカマキリと非常によく似ていますが、鎌状になっている一番前の足(前肢)の付け根部分の色を見ることで区別ができます。
 画像のように、前肢の付け根部分が黄色であればオオカマキリ、オレンジ色であればチョウセンカマキリです。
 ハラビロカマキリとの見分け方は、ハラビロカマキリのページをご覧ください。

オオカマキリとチョウセンカマキリの見分け方

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