ショウリョウバッタ(精霊蝗虫)

学名Acrida cinerea
別名:キチキチバッタ
英名:-
分類昆虫綱 バッタ目(直翅目)バッタ科
サイズ:9cm前後(♀)、5cm前後(♂)
時期:初夏~秋
分布:全国
レッドリスト(絶滅危惧種):掲載なし

ショウリョウバッタ成虫♀(緑色×白筋型)
ショウリョウバッタ成虫♀(緑色×白筋型)

概要、特徴、生き方など

 道端の草むらや草原などでよく見かけるバッタです。

 オスとメスは体格差が大きく、オスはメスの3分の2ほどの体長しかありません。
 メスは10cm近くになる個体もいて、日本最大級のバッタの仲間と言えます。

 飛ぶときに「キチキチキチキチ」という音を出すことから「キチキチバッタ」とも呼ばれます。

 体色にはバリエーションがあり、緑色を基本として、褐色のタイプや、緑色と褐色が混ざったタイプなどがいます。

自然界での役割(サイト管理者の私見です)

 ショウリョウバッタイネ科植物を餌にしていることから、それらの植物が光合成によって蓄えた栄養を、昆虫食の動物が利用可能な動物性の栄養に変換する役割を果たしているのではないかと考えられます。また、イネ科植物が繁茂しすぎることを抑える役割もあるかもしれません。

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オンブバッタ(形態が類似)
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