トサカグンバイ（鶏冠軍配）

学名：Stephanitis takeyai
英名：－
分類：昆虫綱 カメムシ目（半翅目）グンバイムシ科
サイズ：3㎜程度
時期：春～晩秋
分布：本州、四国、九州
レッドリスト（絶滅危惧種）：掲載なし

概要、特徴、生き方など

　軍配（相撲の行事（レフェリー的な人）が持ってるやつ）の形に似た虫です。非常に小さいので注目しないと見つけられませんが、近年、森の中の下草がシカの食害でなくなり、毒のあるアセビばかりになっているところも多いので、アセビの汁を吸うこの虫に出会う機会は多くなっているのではないかと思います。

　本種は他にも、ネジキの汁も吸うようで、季節ごとにアセビに行ったりネジキに行ったりを変えているようです（これを寄主転換という）。