概要、特徴、生き方など
横綱の名に恥じず、日本に生息するサシガメの仲間の中でも最大級の大きさを誇ります(といっても2.5㎝程度)。また、サシガメの仲間の中で最も見かける機会の多い種のひとつでもあります。肢の付け根に入る赤い刺し色と、腹部側面の白色が特徴的です。
口吻を獲物(昆虫が主)に突き刺し、体液を吸います。
幼虫で密集して越冬します。
自然界での役割(サイト管理者の私見です)
昆虫を餌にしていることから、多くいる昆虫を捕食し、数を適正に保つ役割を果たしていることが考えられます。
見分け方
似た昆虫との見分け方
ヨコヅナサシガメは、黒地に白い模様をしていることから、シマサシガメやヤニサシガメとよく似ています。
この3種は、脚、触角、口吻(針状になった口)のどこに白い模様が入るかを見ることで見分けることができます(表参照)。
ヨコヅナ- | シマ- | ヤニ- | |
触角 | × | × | ○ |
口吻 | × | ○ | × |
脚 | × | ○ | ○ |
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