ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草)

学名Oxalis debilis subsp. corymbosa
英名:-
分類真正双子葉類 カタバミ目 カタバミ科
花期:春~夏
分布:全国
その他:南アメリカ原産の帰化種

ムラサキカタバミの花
ムラサキカタバミの花

概要、特徴、生き方など

 南アメリカ原産のカタバミの仲間です。名前ほど紫色ではなく、濃い目のピンク色の花を咲かせます。

 カタバミの仲間は、ヤマトシジミの幼虫の食草になりますが、熊本県立熊本北高等学校生物部がカタバミアカカタバミオッタチカタバミムラサキカタバミの4種について、ヤマトシジミの幼虫の食痕等を調査したところ、ムラサキカタバミのみ食痕が見られなかったとのことで、ムラサキカタバミヤマトシジミの幼虫には食草として(あまり?)用いられていないようです1)

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◆参考文献等

1 古川雄大, 崎山翼, 若宮千武, 一甲絢子, 松村翼. ヤマトシジミの食草の違いによる産卵と成長の比較. 化学と生物 / 58巻 (2020) 11号, p.640-643

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