モンシロチョウ(紋白蝶)

学名Pieris rapae
英名:Small White、Cabbage White、Cabbage Butterfly
分類昆虫綱 チョウ目(鱗翅目)シロチョウ科
サイズ:6cm前後(開翅長)
時期:春~秋
分布:全国
レッドリスト(絶滅危惧種)
・山梨県モンシロチョウ南アルプス高地個体群

モンシロチョウ成虫♂
モンシロチョウ成虫♂

概要、特徴、生き方など

 畑や河原、草原など様々な場所でよく見かけるチョウです。「あおむし」と言えば一般的にはモンシロチョウの幼虫を指すほど有名な昆虫です。

 幼虫はキャベツやブロッコリーなどアブラナ科の植物を食害するので、農家の嫌われ者です。

自然界での役割(サイト管理者の私見です)

 幼虫はキャベツブロッコリーなどのアブラナ科の植物を餌にしていることから、そうした植物が光合成によって蓄えた栄養を、動物性の栄養に転換する役割を果たしているのではないかと考えられます。また、アブラナ科の植物が繁茂しすぎることを抑える役割もあるかもしれません。

 成虫は、花の蜜を吸うことから、一部ポリネーターとして、受粉の役割も果たしていることも考えられます。

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