クロヒバリモドキ(黒雲雀擬)

学名Trigonidium cicindeloides
分類昆虫綱 バッタ目(直翅目)コオロギ科
サイズ:0.5mm程度(成虫)
時期:初夏~秋
分布:本州(大阪府1)2)、和歌山県)、四国南部、九州、沖縄
レッドリスト(絶滅危惧種):掲載なし

クロヒバリモドキ成虫♀
クロヒバリモドキ成虫♀

概要、特徴、生き方など

 0.5mm程度の極めて小さなコオロギの仲間です。

 鳴く虫の多いコオロギの仲間ですが、クロヒバリモドキは鳴きません。

 また、生息地が限られているので、見かける機会も少ない昆虫です。本州では、和歌山県でのみ生息が確認されていましたが、2020年代に入り、大阪市内や高槻市でも生息が確認されています1)2)
 和歌山県の平均気温は元々16.8℃程度ですが、大阪北部(枚方のデータ)の2018年~2022年の平均気温は16.7℃まで上がっていて、元々は生息に適していない気温であった土地(和歌山県に比べて寒い土地)でも、地球温暖化の影響で生息可能な気温になってきている可能性があります(もちろん、人為的な拡散の可能性もゼロではありません)。

自然界での役割(サイト管理者の私見です)

 何を食べているのかはあまり明らかになっていないため、自然界での役割を考察することは難しいです。

見分け方

 クロヒバリモドキとよく似た昆虫として、キアシヒバリモドキがいますが、クロヒバリモドキは前脚と中脚の脛節より先が黒いので、この点で見分けることができます。

クロヒバリモドキの見分け方
クロヒバリモドキの見分け方
◆参考文献等

1 市川顕彦,大阪府大正区千鳥公園でクロヒバリモドキを採集,ばったりぎす(163):35,2020.

2 藤田将行・松本仁,大阪府高槻市の淀川河川敷でクロヒバリモドキを確認,Nature Study 70(5),2024

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