学名:Neptis sappho
英名:Pallas’ Sailer、Common Glider
分類:昆虫綱 チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科
サイズ:3cm程度(前翅長)
時期:春~秋
分布:北海道、本州、四国、九州
レッドリスト(絶滅危惧種):掲載なし
概要、特徴、生き方など
黒地に3本の白いスジが特徴的なチョウです。
ミスジチョウやオオミスジ、ホシミスジなど似た仲間がいますが、スジ模様の形で見分けることができます。
幼虫はマメ科植物の仲間(ヤマフジ、ニセアカシア、クズなど)を食べて育ちます。
自然界での役割(サイト管理者の私見です)
幼虫はマメ科の植物を餌にしていることから、そうした植物が光合成によって蓄えた栄養を、動物性の栄養に転換する役割を果たしているのではないかと考えられます。また、ヤマフジやニセアカシアが繁茂しすぎることを抑える役割もあるかもしれません。
成虫は、花の蜜を吸うことから、一部ポリネーターとして、受粉の役割も果たしていることも考えられます。
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