カヤコオロギ(茅蟋蟀、萱蟋蟀)

学名Euscyrtus japonicus
英名:-
分類昆虫綱 バッタ目(直翅目)コオロギ科
サイズ:1cm程度(成虫)
鳴き声:(鳴かない)
時期:夏~秋
分布:本州、四国、九州
レッドリスト(絶滅危惧種)
絶滅危惧Ⅰ類:埼玉県、千葉県、富山県、大阪府
絶滅危惧Ⅱ類:山形県、東京都、神奈川県、兵庫県、鳥取県
準絶滅危惧種:茨城県、奈良県、愛媛県、熊本県
・情報不足種:青森県、秋田県、福島県、島根県
・分布上重要種:滋賀県

カヤコオロギ成虫♀
カヤコオロギ成虫♀

概要、特徴、生き方など

 体調1㎝程度の褐色のコオロギの仲間です。コオロギの仲間と言われるとどんな鳴き声なのかと想像してしまいますが、カヤコオロギは鳴きません。

自然界での役割(サイト管理者の私見です)

 カヤコオロギチガヤなどの葉を餌にしていることから、それらの植物が光合成によって蓄えた栄養を、昆虫食の動物が利用可能な動物性の栄養に変換する役割を果たしているのではないかと考えられます。また、チガヤなどが繁茂しすぎることを抑える役割もあるかもしれませんが、生息数が少ないため、その圧力は小さいものと考えられます。

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