キイロテントウ(黄色天道)

学名Kiiro koebelei
英名:-
分類昆虫綱 甲虫目(鞘翅目)テントウムシ科
サイズ:5mm弱(成虫)
時期:春~秋(成虫)
分布:本州、四国、九州、沖縄
レッドリスト(絶滅危惧種):掲載なし

キイロテントウ成虫
キイロテントウ成虫

概要、特徴、生き方など

 その名のとおり、上翅が黄色一色のテントウムシの仲間です。ウドンコ病菌などの菌類を食べて育ちます。ウドンコ病はキュウリやトマトなどの葉が白い粉を吹いたようになる病気の原因菌なので、それを食べるキイロテントウは益虫であると言えますが、体も小さく数もそう多くはないので、それほどの効果は期待できないとは思われます。

 上翅が黄色一色のテントウムシはキイロテントウぐらいなので、見分け方は容易ですが、ナミテントウナナホシテントウなど、よく見かけるテントウムシは、蛹から成虫へ羽化したばかりは上翅が黄色なので、キイロテントウと見間違えることがあるかもしれません。ただし、キイロテントウナミテントウナナホシテントウの半分ぐらいの体長なので、これらのテントウムシを見慣れていれば、見間違えることはないでしょう。

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