学名:Oxalis corniculata
英名:Creeping Woodsorrel、Procumbent Yellow Sorrel、Sleeping Beauty
分類:真正双子葉類 カタバミ目 カタバミ科
花期:春~秋
分布:全国
レッドリスト(絶滅危惧種):掲載なし
概要、特徴、生き方など
クローバーに似た葉っぱを持つ植物で、道端や庭などでよく見られる雑草です。
葉っぱにシュウ酸塩を含んでいるため、噛むと酸っぱい味がします。
カタバミの葉っぱの色違いの品種として、アカカタバミやウスアカカタバミが良く見られます。これらは、踏み固められ乾燥したような土地や、都市部のアスファルトの脇のちょっとした土地、石垣の隙間などで見られることが多いです。一方で、カタバミはこうした場所ではあまり見られない傾向があります。
都市部はヒートアイランド現象の影響で、郊外に比べて暑さが厳しい傾向にありますが、このような熱ストレスのある状況で強い光を浴びると、植物は光合成の効率が大幅に減少します。
一方、アカカタバミやウスアカカタバミは、その赤い葉っぱに含まれる赤い色素・アントシアニンが、この現象を緩和するため、熱ストレスのかかる都市部でも生育できるようになっています1)。
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