カブトムシ(兜虫)

学名Trypoxylus dichotomus
英名:-
分類甲虫目(鞘翅目)コガネムシ科
サイズ:7cm前後(♂成虫)
時期:夏(成虫)
分布:本州
レッドリスト(絶滅危惧種):掲載なし

カブトムシ成虫♂
カブトムシ成虫

概要、特徴、生き方など

 いわずと知れた昆虫界の人気者。樹液の出る木の幹で、ツノ昆虫界の人気者。樹液の出る木の幹で、ツノを使って、クワガタムシや他のカブトムシと戦います。

 カブトムシが昆虫界最強かと思いきや、実はそうでもないようです…。
 カブトムシは夜だけ活動する「夜行性」の昆虫と思われがちですが、実は、明け方になると、オオスズメバチが樹液場へやってきて、追い出されてしまうため、夜しか樹液をなめることができない、いわば、オオスズメバチによって夜行性を強いられていることが明らかになっています(2022年 山口大学 小島渉 先生の研究)1)。ちなみに、オオスズメバチが近寄らないようにした樹液場では、カブトムシは昼頃になっても留まっているようです。
 カブトムシオオスズメバチには適わないようです…。

◆参考文献等

1.Wataru KOJIMA. Temporal niche shifts driven by interference competition: Giant hornets excluderhinoceros beetles at sap sites at dawn. Ecology., 06 November 2022

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