ヒメスズメバチ(姫雀蜂)

学名Vespa ducalis
英名:Black-tailed Hornet
分類昆虫綱 ハチ目(膜翅目)スズメバチ科
サイズ:2.5cm前後(成虫)
時期:春~秋
分布:本州、四国、九州、沖縄
レッドリスト(絶滅危惧種):掲載なし

ヒメスズメバチ成虫
ヒメスズメバチ成虫

概要、特徴、生き方など

 スズメバチの一種です。尾端の毒針とアゴで昆虫などを狩ります。
 毒針を持っているので、近づく際は気をつけてください。

 巣の大きさはコガタスズメバチに比べても小さく、せいぜい10cm程度の大きさまでです1)。閉鎖空間に巣を作るので、家のわずかな隙間などに巣を作る場合もあり、注意が必要です。

自然界での役割(サイト管理者の私見です)

 昆虫などを狩ることから、昆虫などの生息数を制御する役割を担っていることが考えられます。
 また、昆虫の死骸や動物の死肉なども肉団子にして持ち去るので、自然界の掃除屋の役割も担っていると考えられます。
 掲載写真のように、花から吸蜜することもあるので、花粉媒介の役割も担っていると考えられます。

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◆ 参考文献等

1 松浦誠「都市における社会性ハチの生態と防除 Ⅴ.スズメバチの都市における生活史と適応」ミツバチ科学 25(2): 63-75.2004.

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